健康・病院情報

健康増進法について

健康日本21とは？

近年、日本における高齢化の進展や疾病構造の変化にともない、国民の健康増進の重要性が増す中、健康づくりや疾病予防を積極的に推進するための環境整備の必要性がいわれてきました。

このため2000年3月31日に、国民健康づくり運動としての「健康日本21」がスタートし、2001年11月29日の政府・与党社会保障改革協議会で「医療制度改革大綱」が策定され、その中で「健康寿命の延伸・生活の質の向上を実現するため、健康づくりや疾病予防を積極的に推進し、同時に法的基盤を含めた環境整備を進める」ことが指摘されました。

政府ではこれを受けて「健康日本21」を中核とする国民の健康づくり・疾病予防をさらに積極的に推進するために、医療制度改革の一環として「健康増進法」を2002年3月1日、第154回通常国会に健康増進法案を提出し、同年6月21日に衆議院、7月26日に参議院で可決成立し、8月2日公布されました。（2003年5月1日から施行）